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うーろん亭

ゲーム市場の動向を観測する予定・・・




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以前にWiiは勝ちハードなのか?という記事の中で、今世代の 据置では勝ち負けを論ずる段階にないのでは?という 話をしたが、今回はPS3値下げによって、週販台数が15万台に達した意味を 考えてみたい。

データについて
ファミ通の速報で 新型PS3週販15万台という数字が出たが、この数字をどう判断するかは、歴代の 負けハードと言われるハードの値下げ時と、今回PS3の週販台数推移を 見比べるのが一番分かりやすいと思う。

比較対象としたのは、97年のN64、99年のDC、02年のGC、09年のPS3の4コンソールの 年間週別販売台数推移。これらは、値下げによって大幅な台数変化があった物で、 それ以外の年・機種での値下げでは、大きな販売台数の推移が無い為除外した。 グラフ中の数字で○万→○万とは、値下げ前後の価格推移を表している。 また、値下げではなく、ソフト発売によって週販台数が大きく変化したと 考えられる週には、そのソフトタイトルを示した。PS3以外の販売台数 データはVGチャートを参照。 PS3についてはメディアクリエイト発表の週販データを参照。

この時期の週販で15万台を売るという意味
まずグラフ(■図1)を見てもらえば一目瞭然だが、PS3の値下げによる需要急増は 他のハードとはまったく次元が違う伸びを見せている事が分かるだろう。 具体的な数字を挙げると、N64が2.5万円から1.68万円に値下げ時は6.8万台増加。 DCが2.99万円から1.99万円に値下げ時は5万台増加。 GCが2.5万円から1.98万円に値下げ時は1.0万台に増加。 そしてPS3が3.99万円から2.99万円に値下げ時には14.9万台増加となっている。

これらの歴史を振り返ると、年末商戦期以外でのハード値下げによって、 これほどの需要増を記録した事は 「今までの負けハードの常識から考えると有り得ない事」だと言える。

負けハードが値下げしても無意味というのは事実
また需要の伸び以外でも、PS3が他ハードと違う点がいくつかある。 その一つ目は、このPS3値下げによる需要急増が、ハードのローンチから 2年10ヶ月程度経過した後に起きたという点だ。 グラフ中の各機種のローンチから値下げまでの期間がどれくらいだったかは、 N64は約8ヶ月後、DCは約7ヵ月後、GCが約9ヵ月後で、全てが1年以内だ。

冒頭でも述べたが、ここのデータは、値下げによって高い牽引効果が現れた年を 選んで掲載している。つまり歴代の負けハードで、ローンチから1年以上後に 行った値下げでは、このデータ以下の牽引効果しか現れなかった事を表す。 そしてこの事こそが、負けハードが値下げしても無意味だと言われる原因であり、 別な言い方をすれば、今までの据置市場ではローンチから1年以上経過した後では 既に勝敗が決していた為に、値下げ効果が現れなかったとも言える。

PS3でも発売から1年程度で値下げを行っているので、今までの負けハードの 歴史に倣うならば、ローンチから2年10ヶ月後の値下げは、最初の値下げよりも 効果が落ちなければならない。しかし、結果はまるで違う物になった。 何故ローンチから2年10ヶ月後の値下げで、今までの常識を覆す程に需要が伸びたのか?

その理由として抽象的になるが 「ユーザーが据置ゲーム機に求める”何か”を、現状のWiiでは提示出来なかった」為に、Wiiでは その”何か”を求めるユーザーを取り込めなかったのではないか。 その”何か”はPS3にあった(又はWiiよりも期待出来る)が、PS3の価格が ネックとなり、ユーザーの手には届かなかった。 それがPS3の値下げによって、価格のハードルが下がった事により、”何か”を 求めるユーザーが購入に動いたという事ではないだろうか。


■図1 値下げによる週販台数の推移


フリーザ状態のPS3
もう一点、今回の比較で注目すべき点は、PS3の価格が2.99万円に対して、他ハードは 全て2万円を切った価格での推移だという点だ。 PS3はこれまでのゲーム機と違い、HDDを始めとして、オンライン無料、コントローラに バッテリー搭載等のコストアップ要因を抱え、現状でもハード単体では 逆ザヤ状態だというが、それでも最終的には2万円を切る価格程度で販売しても、 利益が出る程度まではコストダウンが進むだろう。まだあと2回変身出来る フリーザと言った所だろうか。(なんというハイセンスなたとえだろうか)

当然、PS2のような段階的な値下げを順調に行うには、ハードと共にソフト市場の 成長も必須だが、今回の値下げによる需要急増は、将来的な値下げでもユーザー層が 拡大する可能性を示している事は間違いないだろう。初週だけの数字で気が早いと いう意見も確かにあるが、この需要の伸びを始めとして、ローンチからの期間や、 まだ値下げ余地のある価格での結果という事実を客観的に受け取れば、今後の推移が 従来の負けハードのような経過を辿るとは考え難く、現状でPS3を負けハードと断ずるのは やはり時期尚早だろう。

ちなみに・・・・
「結局フリーザって負けたよね」とか
「負けた後にパパ(PS4)を連れて来てもあっさり負けたし」とか
「手下のギニュー特戦隊(PSP/go/PSP2)も全滅するの?」
という突っ込みはナシでよろしく!

「仙豆が残ってる状態」ってのも考えたけど、瀕死状態から復活するってのもちょっと 違う気がするんだよね。うまいたとえが見つかった人は是非教えて欲しい。

年末商戦までの目標
今後としては2001年の年末商戦までのPS2週販台数推移(■表1)が目標になるだろうか。 2001年9月より前のPS2累計台数は551万台で、現状のPS3における累計330万台より遥かに多い。 累計で当時のPS2より遥かに少ないPS3では、年末商戦までの週販推移でも、 当時のPS2より少なめになるとも考えられる上に、現在の経済情勢やゲーム市場に おける携帯機の位置づけが高まった事等のネガティブな要素もあるが、当時の PS2週販台数推移である4万台前後をキープ出来れば非常に好調と判断したい。 これが3万台前後だとギリギリの合格ラインだろうか。

この目標で不安な点があるとすれば、当時のPS2ソフトラインナップに比べると、今年のPS3では見劣りが するという点だろう。本日はFF13の発売日が決定されたが、今月末に行われるTGSでも PS3に向けた新たなタイトルが発表されるならば、それが呼び水となってハードのセールスに プラスになるかもしれない。

今年のハード面では全般的に元気の無かった据置市場だが、この結果を 受けて市場全体に活気が帯びて欲しいものだ。

PS2週販台数
01/09/0256,360
01/09/0949,328
01/09/1650,216
01/09/2352,019
01/09/3044,622
01/10/0745,636
01/10/1445,301
01/10/2139,904
01/10/2845,832
01/11/0434,455
01/11/1137,392
01/11/1839,846
01/11/2541,119
■表1 2001年 PS2週間販売台数推移
関連記事
今世代機の動向の変化については、ファームウェア更新の一般化による長寿命化が影響している可能性もありそうです。

例えば、立ち上げ以後の伸びに欠け、ハードの枯れ方から見てもプラットフォーム寿命の末期であってもおかしくない年数が経過しているPSPですが、ファームウェア更新により陳腐化を遅らせ、MHPというチャンスが巡ってくるまで耐えることができたおかげで、遅咲きながら未だに売上が伸張していますね。PS3も同様の傾向が見られるので、やはり遅咲きの気があるように思えます。

いよいよPS2が終息しそうなタイミングでもあり、市場に適合したキラーソフトさえ投入できれば、一気に再ローンチともいうべき立ち上がり方をしそうな予感があります。アメリカ向けキラータイトルは既にXBOX360に集中しているので牙城を崩すのは難しいかもしれませんが、日本ではFF13、欧州はGT5がうまくマッチしそうですね。
[ 2009/09/08 21:00 ]
>いつどこ名無し さん
>PS3も同様の傾向が見られるので、やはり遅咲きの気があるように思えます。

PS3は10年商売出来る市場を目指すという発言が、否定的に
受け取られた事もありますが、ここからの展開が巧く行けば
決して絵空事ではなくなる可能性も高まりましたね。


>一気に再ローンチともいうべき立ち上がり方をしそうな予感があります。

確かに海外ではWiiと360で確固たる市場が出来上がっているので、どこまで
PS3で割り込めるかというレベルでしょうが、国内では360の市場を
代替出来るだけの市場規模の構築は間違いないでしょうね。とは
言っても、少数コア層向けの商売でも生き残りが可能なタイトルは
残るかもしれませんが。

国内据置市場は、ライト向けのWiiとゲーマー層向けのPS3といった
形で住み分けとなるかも。
[ 2009/09/08 21:34 ]

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