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うーろん亭

ゲーム市場の動向を観測する予定・・・




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このカテゴリでは久々の更新。取り上げるのはPS3について。 値下げ・次世代DVDの統一・互換機能の削除など、他の据え置き型ゲーム機に比べて 大きな動きがあったPS3市場を振り返りつつ、今後を予測してみたい。

期待通りの結果が得られなかったPS3値下げ戦略

ソニーは2007年度中に全世界で1100万台のPS3を販売する計画を立てていて、その達成の為に 用意されたのが39,800円のPS2互換無しのPS3だった。 昨年11月11日に新モデルを発売する際に、SCE平井社長はインタビューでこう語っていた。

 とはいえ、平井氏は、39,980円、399ドルという価格に、かなりの「手応え」を感じているという。「そもそも、アメリカで599ドルで販売させていただいた製品が、ほとんど機能をかえずに、1年で200ドル値下がりした。これは、1年経った段階での値段としては、バリューのあるプライス、ブーストがかかる価格だと思っています」。
西田宗千佳の― RandomTracking ―より引用。

しかし、その成果は思惑通りには行かず、第3四半期決算において、2007 年度中に1100万台という目標の実現が厳しいという見方に変り、目標を950万台に下方修正している。 ソニー、2007年度第3四半期連結業績を発表 売上台数はPS3が490万台、PSPは576万台
ソニーとしては1万円の値下げで本体普及に「ブースト」が掛かると考えたようだが、その根底には 39,800円で発売していたPS2が好調だった前例があったからではないだろうか。

39,800円で400万台以上売ったPS2
ここでPS2とPS3それぞれの国内普及状況を比較してみる。
39,800円で発売されたPS2は35,000円に値下げされるまでの1年3ヶ月間に400万台以上を 販売している。一方PS3は発売から1年5ヶ月程度経過したが、未だ200万台程度に 留まっていて、PS3はPS2の実績の半分以下の販売台数しか達成していない。

しかし、PS3にとってプラスの要素もある。次世代DVD規格争いでBDが勝利した点だ。

次世代DVDの統一はPS3にどの程度の影響を与えるのか?
前述のPS2発売時の好調さは、PS2本体でDVDソフトを見られるという点も本体 を牽引した要素であっただろう。PS3でハイビジョン映像ソフトを視聴出きるという メリットは、テレビもハイビジョン化しなければならないのでハードルが高いが レンタル店もBDの取り扱いを拡大していくだろうし、大画面テレビの普及も PS3にとってはプラス要因となるだろう。

しかし、日本市場では映像ソフト再生も録画可能機器で兼用する事が多勢であるようなので PS3をBDソフト再生に利用するというシーンはあまり広がらないのではないか。 一方、北米では再生専用機器でビデオ視聴するという形態が多いので、日本に比較すると BD視聴用途がPS3購入の切欠となるケースは多くなると思われる。実際にBDリモコンの ランキング推移を見てみるとそれが明らかである。 北米でBDリモコンは昨年12月初旬に50位前後をキープしていたが、クリスマスシーズンを 境に上昇を続け、現在では常に10位前後に位置している。一方日本では100位圏内にも 殆ど入っていない。因みにイギリスでは70位前後、フランス/ドイツでは40位前後で現在推移している。

以上のように、北米では他地域に比べると、BDソフト視聴の為のPS3需要も 期待されるが、北米ではPS3の価格を下回るBD再生機が発売されているので 「BDソフトも見たいし、ゲームも出来るからPS3を買おう」と思わせるような 価格差を維持しなければ、新しい層を取り込む事は難しいだろう。

PS2互換機能の行方
PS3発売当初の計画では、PS2互換チップを取り除く事によってハードウェアコストを 下げながら、ソフトウェアによるエミュレーションによりPS2互換を実現する予定だった。 しかしPS2互換チップを取り除いて高いレベルで互換性を維持する事が困難で ある事が発覚し、その結果コストと互換性を天秤にかけ、PS2互換機能が削除される事になった。

但し、これは逆に言えばコストとハード的な問題がクリアされれば、互換機能が 復活する可能性がある事を示している。また北米では、PS2の勢いが健在であり、PS2互換が「低コスト」で 実現されるのならば、それはPS2からPS3の移行を推進させる要素になる事は間違いないだろう。 そして、その互換関連で気になる点がもう一つある。

それは北米市場で互換モデルの80G版PS3の在庫がアマゾン上でずっとない事だ。先にも述べた通り、北米に おいてはPS2の勢いもまだ健在(PS2/PS3マルチタイトルの売り上げでPS2の販売本数が多いタイトルもある)であり、 その状況で市場からPS2互換モデルを完全に取り除く事は、PS3自体の買い控えという大きなリスク要因ともなりうるのにである。

北米アマゾンから消えた80GB版PS3
80GBモデルは今年の2月15日に在庫が切れ、2月下旬に再入荷があったが2日程度でまた在庫切れ。 同様に3月6日・11日にも入荷後直ぐに完売し、現在まで80GBモデルの欠品が続いていて、中古品80GB版に 630ドル(正規品は500ドル)程度のプレミア価格がついている状態だ。 このPS2互換有りモデルが市場に存在しない状況は欧州と日本でも同じである。

これは一体何を意味しているのか? 今までのPS2互換有りPS3は各地域において様々なモデルが存在していた。
・20GB EE+GS版(日本、北米)
・60GB EE+GS版(日本、北米)
・60GB GS版(欧州)
・80GB GS版(北米)
以上のような様々なモデルが混在する事は、量産によるコスト削減の足かせとなる。 よって互換無しの40GB版と、互換有りのPS3という2モデル体制で世界的に 販売していく事で、PS2互換機能復活によるコスト上昇を抑えつつ、PS2からの 移行を呼び込むという予兆のような気がしてならない。

今年度のPS3はどうなる?
今後のPS3の展開を予測すると、価格は年末商戦までに 廉価版が3万円を切る価格になるのではないかと考える。また、値下げは一気に1万円を 切るというのは考えにくい(※40GはPS2互換機能を削除という事で、それまでの20Gモデルから 1万円引きでもユーザーの理解を得られやすかったが)ので5,000円程度の値引きを2回程度行うのではないだろうか。 実際にPS2でも2001年6月28日に4万円から3.5万円に、そして2001年11月26日に3万円という 段階的値下げを行っている。

更に、年末までにはPS2互換機能を搭載したPS3が4万円程度の価格で登場するのではないか? いや、最低でもこの程度の事が実現出来なければ、サードやユーザーもPS2から 他のコンソールへの移行が更に加速してしまいかねないと考える。現状ではPS2時代の 巨大な遺産のお陰で辛うじて踏みとどまっているが、今年はPS3にとって正念場という思いで 臨む必要があるだろう。

ついでに言うと、個人的にはコントローラにSIXAXISかDS3の選択と、HDDの容量を自由に選べるモデルが 通信販売限定でも用意されるとコアな層にもウケが良いのではないかと思うが。 ココまでやる余裕は流石にまだないか?
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