Google


WWW検索 サイト内検索
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

うーろん亭

ゲーム市場の動向を観測する予定・・・




関連タグ 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連タグ 
NPDで北米での7月度月間ゲーム機市場セールスが発表された。 ソースはここ

SD機とHD機の趨勢
先ずはコンソール別の販売台数を見てみる。
機種販売台数
DS608,000
Wii555,000
PS3225,000
PSP222,000
Xbox360205,000
PS2155,000

据え置き型の流れで、より明確になって来たのがPS2の衰退だろう。 去年までは確固たる販売台数を維持していたが、3月以降は連続して10万台ペースだ。 その減った分が何処に流れているかと言えば、それはWiiだろう。

3月以降はHDハードを合計しても、Wiiの台数に届いた月がない事がそれを表している。 HD陣営としては、残るPS2の販売シェアを、どう自陣営に引き込むのか必死ではないだろうか。

しかし、残るPS2シェアをHD機が引き込んだとしても、3ハード単体で見た場合の シェアは、Wiiが圧倒的優位である状況が暫く続くだろう。こうした状況では サードパーティがPS3や360独占にソフトを展開していくという事は、なかなか 難しく、今まで通りマルチプラットフォームでソフトを提供する形が続くと思われる。

Wiiの未来は明るい?
ハードウェア個別の状況から市場を見れば、Wiiが圧倒的に優位な状況ではあるが、Wiiが これまでのゲーム市場の”ならわし”通りに、更なる圧倒的シェアを形成するかと言えば、 必ずしもそうとは言えない要素がある。

それはマルチプラットフォームで販売されているゲームソフトの販売動向から明らかになる。 例えば、マルチタイトルでWiiで好調なゲームはレゴシリーズやロックバンドや ギターヒーローシリーズ等が挙げられる。これらに共通するのは、比較的低年齢層向けである点だ。

一方マルチタイトルのWii版が不振な例として、NCAA Footballのようなタイトルが挙げられる。 Wii版の販売本数は、360版はおろか、PS3版にも劣っている。 アメリカ国内でのWiiハード台数は、PS3の倍以上もあるのにだ。またHD画質にフォーカスした タイトルであれば、マルチ対象からWiiが除外されるケースも少なくない。

明確になってきたユーザーの動向
日本ではWii/PS3/360とのマルチプラットフォームタイトルが殆どない為に解り難いが、アメリカでの 動向を見る限り、SD路線で満足するユーザーと、HD路線でなければ満足しないユーザーとの 住み分けが明確になってきている。

マルチプラットフォームからWii版の除外や、特定のマルチタイトルでWii版が苦戦している状況が それを物語っている。今後Wiiが販売台数をさらに伸ばすならば、マルチタイトルから除外される というケースは減ってくるかもしれないが、これまでHD機で遊んでいたユーザーをWiiに取り込む 事は非常に難しいだろう。

Wiiは高性能・高画質という路線を捨て、独特のコントローラによってゲームを プロデュースするという手法によって、シェアを伸ばしてきた。それはWiiでなければプレイする 事の出来ない新しいゲームを作り出した事と同時に、「HD路線のゲームはWiiでは満足出来ないユーザー層」 の存在を明らかにした。そしてそのユーザー層こそがHD機市場のユーザーとなっているのだ。

今後のユーザー動向
現状のWiiとHD機は互いが排他的な要素(独特のコントローラ、HD路線)によって市場を 作っている以上、どちらかがどちらかの代替になるという事は難しい。しかし見方を変えれば、 WiiユーザーでHD路線のゲームがしたければ、PS3や360を買うしかない。 またHD機ユーザーにしても、Wiiが実現しているゲーム環境はWiiを買うしか体験出来ない。

WiiとHD機それぞれのコンセプトが、排他的な形で継続されユーザーに支持されるとすれば 「セカンドマシンの選択」という、従来のゲーム市場では無かった要素が生まれるかもしれない。

つまりWiiユーザーがHD路線のゲームをする為に、PS3や360をセカンドマシンとして選択し、逆に PS3や360ユーザーがセカンドマシンとしてWiiを選択するという形だ。現状ではHD機の価格が 高い事もあり、そういった事が全体として広まる事はないだろうが、今後HD機がコストダウンを 進め、250ドル、200ドルといった価格になった時に、SD機やHD機のどちらかが淘汰されるのでは 無く、SD機+HD機という「融合」市場も可能性としては無いだろうか?

しかし、そうなるにはさらなる条件がある。 SD機である以上、Wiiが表現能力において、HDを好むユーザーを引き込むのは物理的に不可能だ。 ならばWiiが勢いを保つには、今後も「Wii独自の遊び」を提供し続けるという事が必要になる。 今後2年・3年先を考えると、Wiiが勢力維持に必要な努力という面ではHD機以上の新規性が 求められ続けるだろう。秋から年末商戦に向けたWiiミュージックや、その後のWiiリゾートの 動向はそれらを占う意味で非常に大きなポイントだろう。
関連記事

コメントの投稿









copyright © うーろん亭 all rights reserved.
Designed by oolongtea2001
ご意見・ご連絡等は までお願いします。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。